いわき市で野鳥の死骸を見つけたら|鳥インフルエンザの対応手順と連絡先

「散歩中に鳥が死んでいた」「庭に野鳥が倒れている」——こうした場面に遭遇したとき、どう対処すればいいか咄嗟に判断できる方は少ないです。

野鳥の死骸は適切に対処しないと、鳥インフルエンザウイルスの拡散につながる可能性があります。一方で、過度に恐れる必要もありません。

この記事では、いわき市公式情報をもとに、発見場所別の正しい対応手順・通報先・鳥インフルエンザの基本知識をわかりやすく解説します。

野鳥の死骸を見つけたときにまずやること・やってはいけないこと

絶対に素手で触ってはいけない理由

野鳥の死骸を片付ける際には、素手で直接触らず、使い捨て手袋等を使用してください。野鳥が鳥インフルエンザに感染していた場合、羽毛・糞・血液にウイルスが含まれている可能性があります。素手で触ることで、手を介してウイルスが広がるリスクがあります。

ただし、日常生活において野鳥の排泄物等に触れた後に手洗いとうがいをすれば、過度に心配する必要はありません。

発見直後にとるべき3つの行動

  • 素手で触らない(使い捨て手袋・ビニール袋を使用)
  • 発見場所を確認する(自宅敷地内か・道路等の公共の場所かで対応が異なる)
  • 場所に応じた処分方法または連絡先に従って対処する(次のセクション参照)

子どもやペットが触れてしまった場合の対処法

一般的には、子どもやペットが野鳥の死骸に触れてしまった場合は以下の対応が推奨されています。

👦 子どもの場合
  • すぐに石けんで手を丁寧に洗い、うがいをする
  • 目や口への接触があった場合は念のため医療機関に相談する
🐾 ペットの場合
  • 口や体に付着した可能性がある場合は、ペットの体を拭き取る
  • 獣医師に相談する

日常的な接触レベルであれば過度な心配は不要とされていますが、不安な場合は保健所生活衛生課動物愛護係(0246-27-8592)へ相談してください。

発見場所別の対応手順

自宅の庭・敷地内で見つけた場合の処分方法

自宅の庭などで野鳥が死んでいた場合は、以下の手順で処分してください。

  • 使い捨て手袋を着用する
  • 市指定のごみ袋に入れる
  • 燃えるごみとして集積所に出す

鳥インフルエンザの疑いがある場合(複数羽が同じ場所で死んでいる等)は、自分で処分せず、保健所生活衛生課動物愛護係(0246-27-8592へ連絡してください。

道路・公共の場所で見つけた場合の連絡先

道路や公園など公共の場所で野鳥が死んでいた場合は、各管理者に連絡してください。市や県などが対応します。

※道路・公共施設ごとの具体的な管理者連絡先については、公式ページに一覧が確認されていません。不明な場合は環境企画課(0246-22-7441)へ問い合わせてください。

川・水辺で見つけた場合の対応

一般的には、川や水辺の管理者(国土交通省・福島県・いわき市の各管理区分による)に連絡することが一般的です。不明な場合は環境企画課(0246-22-7441)または福島県いわき地方振興局県民生活課(0246-24-6203)へ相談してください。

鳥インフルエンザとは何か

高病原性鳥インフルエンザの概要

高病原性鳥インフルエンザは、野鳥が感染・保有するウイルスによる感染症です。野鳥の糞が靴の裏や車両に付くことにより、鳥インフルエンザウイルスが他の地域へ運ばれるおそれがあります。そのため、野鳥に近づきすぎないようにし、特に靴で糞を踏まないよう注意し、必要に応じて消毒を行うよう呼びかけられています。

野鳥から人への感染リスクについての正しい理解

✅ 鳥インフルエンザに関する正しい知識
  1. 日常生活において野鳥の排泄物等に触れた後に手洗いとうがいをすれば過度に心配する必要はない
  2. 死亡野鳥には素手で触れないことが基本
  3. 野鳥から人への感染は、大量のウイルスへの直接接触がない限りリスクは低い(世界的な見解)

いわき市における現在の対応レベルと意味

いわき市では高病原性鳥インフルエンザへの対応レベルを設定しており、対応レベルに応じて市民への呼びかけ内容が変わります。現在適用されている対応レベルの確認については、いわき市公式サイトの最新情報をご確認いただくか、環境企画課(0246-22-7441)へお問い合わせください。

靴・車両へのウイルス付着リスクと消毒方法

なぜ靴底・車両が感染拡大の経路になるのか

野鳥の糞が靴の裏や車両に付くことにより、鳥インフルエンザウイルスが他の地域へ運ばれるおそれがあります。特に野鳥の集まりやすい水辺・公園・農地などを訪れた後は注意が必要です。

消毒の具体的な方法と使用する薬剤

一般的には、靴底や車両タイヤの消毒には以下の方法が使用されています。

  • 消石灰の散布:靴底の消毒マットとして使用
  • 逆性石けん(塩化ベンザルコニウム)液:靴底への直接散布
  • 車両タイヤ:消毒液を入れたトレーを通過させる方法が農場等で一般的

農場・養鶏場への立ち入り後は特に徹底した消毒が推奨されています。一般家庭では、野鳥の多い場所を訪れた後に流水で靴底をよく洗い流すだけでも一定の効果があります。

鳥インフルエンザの疑いがある場合の通報先

平日の連絡先

連絡先 電話番号 対応内容
保健所生活衛生課動物愛護係 0246-27-8592 鳥インフルエンザの疑いがある場合
福島県いわき地方振興局県民生活課 0246-24-6203 死亡野鳥の検査依頼
環境企画課 0246-22-7441 野生鳥獣全般の相談

夜間・休日の連絡先

連絡先 電話番号
福島県いわき地方振興局(警備員室) 0246-24-6250

鳥インフルエンザの疑いと判断するポイント

一般的には、以下のような状況は鳥インフルエンザの疑いがある場合として、通報を検討すべき状況です。1羽のみの発見であれば通常の処分で対応できますが、複数羽の場合は自分で処分せず、まず連絡することをおすすめします。

  • 複数羽の野鳥が同じ場所で死んでいる
  • 渡り鳥の飛来時期(秋〜冬)に死骸を発見した
  • ガン・カモ・白鳥など、感染リスクが高いとされる水鳥が死んでいる

死亡野鳥の検査はどこが実施するか

検査主体は福島県であり市は行わない

死亡野鳥の鳥インフルエンザ感染検査は、福島県いわき地方振興局が必要に応じて実施します。市(いわき市)が検査を行うわけではありません。死亡野鳥を発見し、鳥インフルエンザの感染が疑われる状況の場合は、福島県いわき地方振興局県民生活課(0246-24-6203)に連絡してください。

検査結果はどこで確認できるか

鳥インフルエンザの検査結果は、一般的には福島県の公式サイトや環境省の発表で公開されます。いわき市内での検査結果の公表方法・タイミングについては、最新情報を福島県の公式サイトまたは環境企画課(0246-22-7441)へお問い合わせください。

野鳥の巣・卵・雛を見つけた場合の対応

卵・雛がいる巣を撤去する場合に手続きが必要な理由

野鳥の卵や雛がいる巣を撤去する場合は、鳥獣保護管理法の手続きが必要となります。野生の鳥類・卵は同法により保護されており、無許可での採取・損傷が禁じられているためです。手続きについては福島県いわき地方振興局県民生活課(0246-24-6203へ相談してください。

卵・雛がいない巣は手続き不要

卵や雛がいない状態の巣の撤去については、鳥獣保護管理法の手続きは不要です。巣立ち後に空になった巣であれば、自分で撤去して問題ありません。

巣立ちまでの期間中の糞害への対処法

野鳥の営巣に伴う糞害は、巣立ちまでの一時的な期間です。鳥獣保護の観点から、可能な限りそっと見守るよう呼びかけられています。巣立ちまでの期間中にどうしても糞害を軽減したい場合は、以下の方法が一般的に取られています。

  • 巣の下にダンボールや新聞紙を敷いて糞を受ける
  • 巣立ち後にしっかり清掃・消毒する
  • 次の営巣シーズン前に、巣を作られやすい場所の構造を変える

カラスによるごみ収集所被害への対応

市の公式見解「生ごみの出し方が原因」

カラスにごみ収集所が荒らされる被害は、生ごみ等の出し方が原因と考えられています。いわき市では、収集所の利用者がごみの適正排出や対策等を行うよう呼びかけています。

市はカラスの駆除を行わない理由

カラスは鳥獣保護管理法により保護されている野鳥です。市はカラスの駆除を行っていません。また、野鳥へのエサやり(餌付け)は、野鳥が多く集まることで糞害の原因になるため、止めるよう呼びかけられています。

カラス・ハトなど野鳥の糞害・営巣被害については、民間の害鳥駆除業者への依頼が現実的な対応となります。

市の窓口が対応しない害虫・害獣トラブル|業者依頼が必要なケース一覧

ごみ収集所をカラスから守る具体的な対策

一般的には、カラスによるごみ荒らしを防ぐための対策として以下が有効とされています。

  • 防鳥ネットの使用:ごみ全体をネットで覆う(隙間がないようにする)
  • ごみ出しのルールを守る:収集日の当日朝に出す(前日夜の放置を避ける)
  • 生ごみの水気を切る:においを減らすことでカラスを引き寄せにくくする
  • 生ごみを新聞紙で包む:においの拡散を抑える
  • 黄色いネット:カラスには黄色が見えにくいとされ、効果があるとされている

野鳥へのエサやりが引き起こす問題

エサやりが糞害・集中発生につながる理由

野鳥へのエサやり(餌付け)は、野鳥が多く集まることで糞害の原因になります。いわき市は公式に餌付けを止めるよう呼びかけています。一般的には、餌付けが続くと以下の問題が発生しやすくなります。

  • 特定の場所に野鳥が集中し、糞害・鳴き声被害が拡大する
  • 人に慣れた野鳥が攻撃的になるケースがある
  • 近隣住民とのトラブルの原因になる

近隣トラブルに発展した場合の相談先

野鳥への餌付けが原因で近隣トラブルが発生した場合は、いわき市の相談窓口・各支所の相談窓口・市の無料法律相談等への相談が一般的です。詳細はまず環境企画課(0246-22-7441)へ相談してください。

よくある質問

野鳥の死骸を燃えるごみで出していいの?

自宅の庭など敷地内で見つけた野鳥の死骸は、市指定のごみ袋に入れて燃えるごみとして処分してください。ただし、複数羽が同じ場所で死んでいるなど鳥インフルエンザの疑いがある場合は自分で処分せず、保健所生活衛生課動物愛護係(0246-27-8592)へ連絡してください。

死んだ野鳥に触れてしまった。病院に行くべき?

日常生活において野鳥の排泄物等に触れた後に手洗いとうがいをすれば、過度に心配する必要はないとされています。触れた後すぐに石けんで手をよく洗い、うがいをしてください。発熱・呼吸器症状など体調の変化があった場合は医療機関に相談することをおすすめします。

複数の野鳥が同じ場所で死んでいた。どこに連絡すべき?

鳥インフルエンザの疑いがある場合として、保健所生活衛生課動物愛護係(0246-27-8592または福島県いわき地方振興局県民生活課(0246-24-6203・夜間休日は0246-24-6250へ連絡してください。自分で処分せず、連絡するまでその場を離れて待機してください。

ハトやカラスの糞害は市に相談できる?

カラスによるごみ収集所の被害については、市は駆除を行わず、収集所利用者による対策を求めています。糞害が深刻な場合は、専門の清掃業者や害鳥駆除業者への相談が現実的な選択肢です。詳細はまず環境企画課(0246-22-7441)へお問い合わせください。

担当部署・連絡先まとめ

相談・通報内容 連絡先 電話番号
野生鳥獣全般の相談・通報 環境企画課 0246-22-7441
鳥インフルエンザの疑いがある場合 保健所生活衛生課動物愛護係 0246-27-8592
死亡野鳥の検査依頼(平日) 福島県いわき地方振興局県民生活課 0246-24-6203
夜間・休日の緊急連絡 同警備員室 0246-24-6250
野鳥の巣の撤去手続き 福島県いわき地方振興局県民生活課 0246-24-6203
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