いわき市の家庭ごみ分別ルール完全ガイド|燃やす・燃やさない・資源・プラ・大型・収集不可まで

目次

いわき市の家庭ごみ分別の基本

いわき市の家庭ごみは、大きく分けて10種類以上の区分に分別して出す必要があります。

ごみの出し方3原則
  1. きちんと分別して出す
  2. 収集日の朝8時30分までに出す
  3. 市規格袋を使用して集積所へ出す

分別の基本的な考え方として、大きさ60cm・重さ10kgが多くの区分で境界線になっています。これを超えると「大型ごみ」扱いとなり、180cm以上または50kg以上になると市では収集できません。

サイズ・重さの早見表

条件 区分
60cm未満 かつ 10kg未満 燃やすごみ・燃やさないごみ・製品プラ・小型家電など
60cm以上 または 10kg以上 大型ごみ(有料・要申込み)
180cm以上 または 50kg以上 市で収集しない(販売店・専門業者へ)

サイズの目安

一般的な目安:サイズをイメージしやすいよう、身近なものと比較した目安です。

基準 目安となるもの
60cm 一般的な座布団の一辺、2Lペットボトル約2本分の高さ、新聞紙を広げた短辺(約54cm)
180cm 成人男性の平均身長程度、一般的なシングルベッドの長さ

燃やすごみ

燃やすごみは「リサイクルできないごみ」として扱われます。大きさ60cm未満のものが対象です。

対象となる主な品目

  • 料理くず・生ごみ
  • 古紙に出せない紙くず
  • 衣料品・繊維製品
  • 木製品・木切れ・剪定枝
  • ペットのふん(紙に包んで出す)

具体例

一般的な目安:以下は燃やすごみに該当しやすい品目の例です。

分類 具体例
料理くず・生ごみ 野菜の皮、卵の殻、魚の骨、食べ残し、茶がら、コーヒーかすなど
古紙に出せない紙くず 油で汚れた紙、感熱紙(レシート)、写真、防水加工された紙、カーボン紙、シールの台紙など
衣料品・繊維製品 古着、タオル、シーツ、カーテン、ぬいぐるみなど
木製品 割り箸、木製のまな板、木製の食器、小さな木の枝など

サイズ条件

品目 条件
布団・じゅうたん類 ひもで縛って60cm未満にする
剪定枝 長さ60cm未満、束の直径20cm未満

燃やさないごみ

燃やさないごみは「大きさ60cm、重さ10kg未満」のものが対象です。

※他の区分(製品プラ、小型家電・金属類)は「60cm未満」と明記されています。迷う場合は分別早見表をご確認ください。

対象となる主な品目

  • ガラス製品
  • 電球
  • 汚れがひどいびん
  • せともの(陶器)
  • ライター

具体例

一般的な目安:以下は燃やさないごみに該当しやすい品目の例です。

分類 具体例
ガラス製品 コップ、グラス、花瓶、ガラス製の食器、鏡、ガラス製の灰皿など
せともの(陶器) 茶碗、湯飲み、皿、どんぶり、陶器製の花瓶、陶器製の置物など
電球類 白熱電球、LED電球など

出し方の注意点

割れているガラス製品等は、紙などに包み「キケン」と書いて出します。

資源ごみ

かん類・ペットボトル

以下のものが対象です。

  • 飲料用の缶(スチール・アルミ)
  • 缶詰の缶とふた
  • びん類の金属製ふた
  • スプレー缶
  • ペットボトル

スプレー缶の具体例

一般的な目安:以下のようなスプレー缶が該当します。

  • 殺虫剤
  • ヘアスプレー
  • 制汗スプレー
  • 塗料スプレー
  • 消臭スプレー
  • 整髪料スプレー
  • 日焼け止めスプレー

出し方のポイント

  • 中を軽くすすいで内容物を落とす
  • かん・ペットボトルは同じ袋に入れてよい
  • 金属製のふたも同じ袋に入れる
  • スプレー缶は中身を使い切る(穴あけ不要)
  • スプレー缶は燃やさないごみには出さない

びん類

  • 中を軽くすすぐ
  • 金属製のキャップ・ふたは「かん類・ペットボトル」へ出す
  • 割れたびんは別の袋に入れ、「キケン」と表示する(紙には包まない)

古紙類

はがき・封筒・プリント類などが古紙として出せます。ただし、油や汚れのついた紙は出せません。

出せる紙・出せない紙の具体例

一般的な目安:以下は古紙類の分別の参考例です。

出せる紙
  • 新聞、折込チラシ
  • 雑誌、本、カタログ
  • 段ボール
  • コピー用紙、プリント用紙
  • 紙箱(お菓子の箱など)
  • 包装紙
  • 封筒、はがき
  • 紙袋
  • シュレッダーにかけた紙(袋にまとめて)
出せない紙
  • 油で汚れた紙(ピザの箱など)
  • 感熱紙(レシート)
  • 写真、印画紙
  • 防水加工紙(紙コップ、紙皿など)
  • カーボン紙、ノーカーボン紙
  • シールの台紙
  • ビニールコーティングされた紙
  • 汚れた紙ナプキン、ティッシュ
  • 匂いのついた紙(洗剤の箱など)

※資源ごみはクリンピーの家で無料持ち込みもできます。

プラスチックごみ

いわき市では、プラスチックごみを「容器包装プラスチック」と「製品プラスチック」の2種類に分けています。

容器包装プラスチック

プラスチック製の「容器や包装」は「容器包装プラスチック」の日に出します。

具体例

一般的な目安:以下は容器包装プラスチックに該当しやすい品目の例です。

分類 具体例
袋・ラップ類 レジ袋、お菓子の袋、パンの袋、冷凍食品の袋、ラップ類
ボトル・容器類 シャンプーボトル、洗剤ボトル、調味料の容器、ドレッシングの容器
トレー・パック類 食品トレー、卵パック、豆腐のパック、弁当の容器、カップ麺の容器
キャップ・ラベル類 ペットボトルのキャップ、ペットボトルのラベル、びんのプラスチックキャップ
緩衝材類 発泡スチロール(梱包材)、プチプチ(気泡緩衝材)

見分け方のポイント

一般的には、プラマーク(♻マークに「プラ」と書いてあるもの)がついている容器・包装が目印になります。「商品を入れたり包んだりするためのプラスチック」が容器包装プラスチックです。

出し方のポイント

  • ペットボトルのキャップとラベルは外して「容器包装プラスチック」へ
  • 二重袋は禁止(ごみ袋の中に別の袋で包んで入れない)

製品プラスチック

製品プラスチックは「大きさ60cm未満、かつ、重さ10kg未満」のものに限ります。

具体例

一般的な目安:以下は製品プラスチックに該当しやすい品目の例です。

分類 具体例
日用品 バケツ、洗面器、ハンガー、歯ブラシ、くし、ブラシ
収納用品 プラスチック製の衣装ケース、収納ボックス、ファイルケース
園芸用品 プランター、植木鉢、じょうろ
子ども用品 プラスチック製のおもちゃ、ブロック
キッチン用品 プラスチック製のボウル、ざる、タッパー、まな板
その他 CDケース、DVDケース、プラスチック製の文房具

見分け方のポイント

一般的には、「プラスチックそのものが製品であるもの」が製品プラスチックです。容器や包装ではなく、それ自体を使うために作られたプラスチック製品が該当します。

容器包装プラと製品プラの判断フローチャート

一般的な目安:迷ったときは以下の流れで判断できます。

  • そのプラスチックは「商品を入れる・包む」ためのもの?
    はい → 容器包装プラスチック(例:レジ袋、食品トレー)
    いいえ → 次へ
  • そのプラスチック自体が「使うための製品」?
    はい → 製品プラスチック(例:バケツ、おもちゃ)
    いいえ → 分別早見表で確認

※最終的にはいわき市の分別早見表で確認してください。

小型家電・金属類

小型家電・金属類は「大きさ60cm未満・重さ10kg未満」のものが対象です。

大型ごみ

以下のものが大型ごみとして扱われます。

大型ごみ指定品目

以下の品目は、大きさにかかわらず大型ごみ扱いになります。

  • 電子レンジ
  • ファンヒーター
  • グリル付きガステーブル
  • その他指定品目

サイズによる大型ごみ

他の分別区分(燃やすごみ、燃やさないごみ、製品プラ、小型家電・金属類)は「60cm未満・10kg未満」が条件となっています。これを超えるものは大型ごみとして扱われます。

※大型ごみの正確な定義や申込み方法は、粗大ごみガイドをご確認ください。

品目別の重さの目安

一般的な目安:以下は一般的な品目の重さの目安です。実際の重さは製品により異なります。

品目 重さの目安 10kg未満?
シングル敷布団 約3〜5kg
シングル掛け布団 約1.5〜3kg
座椅子 約3〜6kg
折りたたみ椅子 約3〜5kg
扇風機 約3〜5kg
掃除機 約4〜8kg
カラーボックス(3段) 約5〜10kg △(ギリギリ)
電子レンジ 約10〜20kg ❌(指定品目)
自転車 約15〜20kg
小型タンス 約15〜30kg
3人掛けソファ 約30〜50kg

※10kg以上の品目や大型ごみ指定品目は、大型ごみとして申込みが必要です。

市で収集しないもの

以下のものは市では収集・処分しません。

サイズ・重量による制限
  • 大きさ180cm以上のもの
  • 重さ50kg以上のもの
処理困難物
  • 自動車部品
  • 消火器
  • 耐火金庫
  • 電気温水器
  • ドラム缶
  • タイヤ
  • バッテリー
  • 住宅建材
  • 浴槽
  • ピアノ
  • ボイラー など
危険物
  • ガソリン
  • シンナー
  • 劇薬
  • 農薬
  • ガスボンベ など
リサイクル法対象品
  • テレビ
  • 洗濯機・衣類乾燥機
  • 冷蔵庫・冷凍庫
  • エアコン
  • パソコン
  • オートバイ

※これらの処分方法は家電4品目・PC・バイクの処分方法をご覧ください。

その他
  • 産業廃棄物
  • 一度に多量に出されたごみ(引っ越し、大掃除、庭木の剪定など)

事業系ごみとの違い

事業所から出るごみは、どんなに少量でも「事業系ごみ」となり、事業者が責任を持って処理する必要があります。

市では、事業系ごみのうち「事業系一般廃棄物(燃やすごみ)」のみ受け入れます。

処分方法は以下の3つです。

  1. 許可業者への委託
  2. 南部清掃センターへの自己搬入
  3. 事業者専用袋による家庭用ごみ集積所への排出(要・集積所管理者の承諾)

迷いやすいポイント

以下の項目は、公式資料だけでは判断しにくい内容です。

1. 具体的な品目ごとの分別先

※各区分に属する品目の全リストは「分別早見表PDF」に掲載されています。この記事では全件を網羅していないため、迷った場合は分別早見表をご確認ください。

2. 「危険物」という分別区分の位置づけ

※いわき市では「危険物」という名前の分別区分は設けられていません。ガソリン・シンナー・劇薬などは「市で収集しないもの」として扱われ、専門業者への依頼が必要です。

一般的には、多くの自治体では、乾電池・蛍光灯・水銀体温計・ライター・スプレー缶などを「危険ごみ」「有害ごみ」として別枠で収集することがありますが、いわき市では区分の名称や扱いが異なります。

3. 「資源ごみ」という用語の定義

※いわき市の資料では「かん類・ペットボトル」「びん類」「古紙類」「容器包装プラスチック」等が実質的に資源回収対象ですが、「資源ごみ」という用語を公式に一つの分別区分名として使っているかどうかは明確ではありません。

4. 容器包装プラと製品プラの具体的な境界

※「同じプラスチック製品でも、どこまでが容器包装プラ/どこからが製品プラ」かの具体的な線引きは、品目ごとに分別早見表で判断する必要があります。上記の具体例を参考にしつつ、迷う場合は分別早見表をご確認ください。

よくある質問(FAQ)

Q1. 燃やすごみか燃やさないごみか迷ったときは?

基本的な考え方として、

  • 紙類、布類、木製品、食品残さ → 燃やすごみ
  • ガラス、陶器、金属製品 → 燃やさないごみ

一般的には、有機物(紙・布・木・革など)は燃やすごみ、無機物(金属・ガラス・陶器など)は燃やさないごみという傾向があります。ただし、最終的にはいわき市の分別早見表で確認してください。

※より詳しい判断基準は燃える/燃えない境界ガイドをご覧ください。

Q2. プラスチック製品をどこに出すか迷うときは?

  • 容器・包装(商品を入れるもの、包むもの)→ 容器包装プラスチック
  • 製品そのもの(60cm未満・10kg未満)→ 製品プラスチック
  • 60cm以上または10kg以上のプラスチック製品 → 大型ごみ

一般的には、プラマークがついていれば「容器包装プラスチック」に分類されることが多いですが、マークだけで判断せず、いわき市の分別早見表を確認することをおすすめします。

Q3. ペットボトルはどう出せばいいですか?

  1. キャップとラベルを外す → 容器包装プラスチックへ
  2. ボトル本体は中を軽くすすぐ → かん類・ペットボトルへ

Q4. 割れたガラスや刃物はどう出せばいいですか?

  • 割れたガラス製品は、紙などに包み「キケン」と書いて燃やさないごみ
  • 割れたびんは、別の袋に入れ「キケン」と表示(紙には包まない)してびん類

Q5. スプレー缶やライターはどう出せばいいですか?

  • スプレー缶:中身を使い切り、穴あけ不要で「かん類・ペットボトル」へ。燃やさないごみには出さない。
  • ライター:中身を使い切り「燃やさないごみ」へ

Q6. 布団やじゅうたんはどう出せばいいですか?

ひもで縛って60cm未満にできれば「燃やすごみ」として出せます。60cm以上になる場合は「大型ごみ」扱いで有料です。

一般的な目安:敷布団を3つ折り→さらに半分に折り、ひもでしっかり縛ると60cm未満に収まることが多いです。シングル敷布団は約3〜5kgなので、重さ10kgの基準はクリアしやすいです。厚手の布団は難しい場合があるため、束ねた後にメジャーで確認してください。

Q7. レシートは古紙に出せますか?

油や汚れのついた紙は古紙に出せません。

一般的には、レシートは「感熱紙」という特殊な紙であり、リサイクルに適さないため、多くの自治体で燃やすごみ扱いになっています。いわき市でも古紙には出さず、燃やすごみとして出すことをおすすめします。

Q8. 家電リサイクル対象品(テレビ・冷蔵庫など)はどうすればいいですか?

テレビ、洗濯機・衣類乾燥機、冷蔵庫・冷凍庫、エアコンは家電リサイクル法対象品であり、市では収集・処分しません。

一般的には、これらは購入した販売店や、家電リサイクル法に基づく指定引取場所に依頼する必要があります。リサイクル料金と収集運搬料金がかかります。

※詳しい処分手順は家電4品目・PC・バイクの処分方法をご覧ください。

Q9. パソコンはどう処分すればいいですか?

パソコンは資源有効利用促進法の対象であり、市では収集・処分しません。

一般的には、メーカーの回収サービスや、小型家電リサイクル法に基づく回収ルートを利用してください。

※詳しい処分手順は家電4品目・PC・バイクの処分方法をご覧ください。

Q10. 引っ越しで大量のごみが出た場合は?

一度に多量に出されたごみ(引っ越し、大掃除、庭木の剪定など)は、市では収集しません。

以下の方法で処分してください。

  1. 市のごみ処理施設に直接持ち込む(自己搬入)
  2. 一般廃棄物収集運搬業許可業者に有料で依頼する

※自己搬入の詳しい方法はごみ自己搬入ガイドをご覧ください。

Q11. 分別が分からない品目があるときは?

いわき市の「分別早見表」で品目ごとの分別先を確認できます。

参考:家庭ごみの分け方・出し方(ハンドブック)

まとめ

いわき市で家庭ごみを正しく分別するための重要ポイントをまとめます。

確定している情報

ごみの出し方3原則

  1. きちんと分別して出す
  2. 収集日の朝8時30分までに出す
  3. 市規格袋を使用して集積所へ出す

サイズ・重さの基準

  • 60cm未満・10kg未満 → 通常の家庭ごみ(燃やす・燃やさない・製品プラなど)
  • 60cm以上または10kg以上 → 大型ごみ(有料・要申込み)
  • 180cm以上または50kg以上 → 市で収集しない

主な分別区分

燃やすごみ、燃やさないごみ、容器包装プラスチック、製品プラスチック、かん類・ペットボトル、びん類、古紙類、小型家電・金属類、廃乾電池、大型ごみ

市で収集しないもの

  • 家電リサイクル対象品(テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコン)
  • パソコン
  • 危険物(ガソリン・シンナー・劇薬など)
  • 処理困難物(タイヤ・ピアノ・消火器など)
  • 一度に多量に出されたごみ

公式資料だけでは判断しにくい情報

  • 具体的な品目ごとの分別先(分別早見表を確認)
  • 容器包装プラと製品プラの詳細な境界
  • 「資源ごみ」「危険物」といった用語の厳密な定義

迷ったときは、いわき市の分別早見表を確認するか、市役所に直接お問い合わせください。

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